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Ubuntu18.04のスワップ領域を増やす

今回は、Ubuntu18.04のスワップ領域を増やしたいと思います。 元から1.9GBありますが、4GB追加します。

端末から下のコマンドを実行して、/swapfile2 という名前の4GBのファイルを作成します。

sudo fallocate -l 4G /swapfile2

そのファイルの権限を変更してrootのみ読み書きできるようにします。

sudo chmod 600 /swapfile2

確認してみます。

cd /
ls -all

f:id:itlab7:20200217113657p:plain

/swapfile2 が4GBの大きさで作成され、権限も指定した通りになっています。

/swapfile2 をスワップ領域として設定します。

sudo mkswap /swapfile2

そして、ONにします。

sudo swapon /swapfile2

今のままだと、Ubuntuを再起動するとスワップ領域ではなくなってしまうので、そうならないようにします。

sudo gedit /etc/fstab

f:id:itlab7:20200217114803p:plain

/swapfile の行をコピーして、/swapfile2の行を追記しました。 これでUbuntuを再起動しても、スワップ領域が有効になります。

Ubuntu再起動後、下のコマンドでスワップ領域が増えているか確認します。

free

f:id:itlab7:20200217210351p:plain

スワップ領域が約6GBに増えていることが確認できました。

今回はここまでです。